少しでも楽して痩せたい!ダイエットが長続きするコツ100選

ダイエットの中だるみ
きっちり見直そう

ダイエットの見直しをしよう

ダイエット3ヶ月目

71:1日の摂取カロリー目標値を見直す

これまで2ヶ月に渡ってダイエットを続けてきましたが、一定の成果はあったでしょうか?

自身が思い描いていた体重の減少ペースと較べていかがでしょう。思いのほか減っているという人もいれば、足踏みしているという人もいるかと思います。

3ヶ月目に突入したという段階になると、そろそろダイエットも中だるみを始める頃です。
飽きて来た、体重が減らないのでツライ、食べたい欲求を抑えるのがツライ…などなどのストレスも出て来ることでしょう。

そこで一度、足元を見つめ直す機会を設けてみましょう。

考える人

ダイエット開始時に「1日の摂取カロリー目標値を決めよう」の項目で、1日あたりの摂取カロリーを計算しました。
この数値はあくまでもダイエット開始時における体重から導き出した数値です。ですので体重がある程度減った現在、設定すべき数値も変わっているべき。
新たな数値目標を再計算して設定し直しましょう。

まずは「自分の基礎代謝量を知ろう」の項目から、「基礎代謝基準値×体重(kg)」で1日あたりの摂取カロリーを計算。
続いて「自分のエネルギー必要量を知ろう」の項目から、「活動レベル数値×1日あたりの基礎代謝量」で1日あたりのエネルギー必要量を計算します。

続いて「1日の摂取カロリー目標値」を決定するわけですが、ダイエット開始時は計算した「1日あたりのエネルギー必要量」から2割減の数値を弾き出したはず。
ある程度体重が減った現在、あとどれだけ体重を減らす予定なのかを考え、2割減にするか1割減に緩和するか、はたまた減少ゼロで行くかを判断してください。

メジャーとクッキー

例えばダイエット開始時55kgだった30歳女性が、3ヶ月目の現在で50kgにまで体重を落とせた場合、1日のエネルギー必要量は1,789kcalから1,627kcalになっています。
それゆえ1日の摂取カロリー目標値は、これまで1,400kcalに設定してきましたが、「まだまだ体重を減らさないといけない!」と意気込んで今後も2割減のままで行くならば、1,300kcal設定に厳格化せねばなりません。

しかし厳格化は辛さを増します。体重が減る速度はゆっくりでも良いと割り切って、2割減から1割減に緩和し、1,450kcal設定にリセットするのも一つの手なのです。

72:飽きは天敵!

飽きてしまうことがダイエットにとって一番の天敵です。飽きて嫌になって投げ出してしまうと、そのままリバウンドしてしまいます。

ですので、飽きる前に対策を先手で打つ必要があります。
たとえば過去紹介した「こんにゃくめんダイエットをしよう」で登場したこんにゃくめん。そこでも述べてあるとおり、味もコクもないため食べ続けると飽きてしまいます。

「飽きたからやめよう」
そう言って投げ出すのは簡単です。しかしそこで今一歩踏みとどまることが大事。
それまでこんにゃくめんを2日に1回食べていたのなら、3日に1回に緩和するなどの処置はOKですが、一切やめてしまうのは得策とは言えません。せいぜい緩和にとどめます。

しかし、ただ緩和するのではダイエット効果が減ってしまいます。緩和した分は他の方法で取り返すように心がけましょう。
例えばこんにゃくめんを1食分減らしたぶん、サラダに置き換えるという形をとります。

サラダ

73:ずるずると緩和するのもNG

体重が順調に減って来ると、ちょっとくらいいいかなと甘えが出てしまって、間食を増やしてしまったり、ついついごほうび日を増やしてしまったりしてしまいがちです。

もちろんムリなダイエットは禁物ですし、適度にストレスを緩和することも大切です。
とはいえ、ダラダラと食べ続け、ダイエットを投げ出してしまうきっかけを作ってしまっては元も子もありません。

ごほうび日は存分に食べるにせよ、それ以外の節制の日はなるべくストイックに。
仮に節制の日に関わらずカロリーオーバーしてしまっても、くよくよ思い悩まず、翌日にある程度を取り返すようにしましょう。

時計
▲明日がんばろうという切り替えも大事

74:モチベーションを維持する

ダイエットを続けるために欠かせないものがモチベーションです。モチベーションが下がって来ると、ダラダラズルズルと条件緩和に走ってしまいます。

ダイエットを始めた時の気持ちや意気込みを維持するのは大変ですが、それが一番大事。

あらゆる手段を繰り出してモチベーションの維持とやる気の復活を狙い続けましょう。
手段は人それぞれ。どうしても着たいオシャレな高めの服を買って、部屋の目のつくところに架けておくとか、自分が一番痩せていた頃の写真を貼っておくとか、自分に合った方法で。

壁に架けた服
▲チャレンジしたい服を架けて眺める

ダイエットそのものに関しても同じことが言えます。
いろんなものに手を出しては飽きて投げ出して結局失敗する…というのはNGですが、モチベーションを維持するために随時新しいダイエット法を取り入れて行くことは有効です。
その際、あくまでも「現在実行しているダイエット法に追加する」ことがセオリー。現在実行しているダイエット法を辞めて、一旦白紙にしてから新たに取り入れるのはダメです。あくまでも追加することが重要です。

ダイエットに終わりはありません。終わりがないのならば、続けるための意欲を維持せねばならないのです。

ダイエットはおやつもひと工夫