少しでも楽して痩せたい!ダイエットが長続きするコツ100選

寒い季節は痩せやすい!
痩せる冬の料理は鍋に限る!

冬は鍋ダイエット!

ダイエット5ヶ月目

86:冬は痩せるのに最適な季節

夏場はじっとしていても汗をかくから痩せやすい。逆に冬は寒いので汗をかかないから痩せにくい――
こんな風に思ったりしていませんか?

実はこれは全くの逆。確かに暑さで汗をかけば体重は減りますが、これは体内の水分が減っただけにすぎません。ダイエットは脂肪を減らしてナンボの世界。脂肪が減りやすいのは夏よりも冬なのです。

理由は単純。寒さから身を守るため、身体は体温を一定にしようとします。そのためにカロリーを消費するわけです。この基礎代謝が冬場は高いのですね。

冬

それでもやはり冬の方が太りやすいんじゃ…と思ってしまうのも無理はありません。
しかしそれは年末年始などのイベント続きでついつい食べ過ぎてしまう日が続いたりとか、寒さに負けて運動をしなくなるとか、単純にそういうことです。
要は摂取カロリーが消費カロリーよりも多いので太るというだけの話。

冬場は基礎代謝が高くなるのを上手く利用してさらに代謝を上げ、食べる量や内容をしっかり考えれば、非常に効果的なダイエットシーズンになるのです。

87:代謝をより上げるために

代謝をより高めるにはどうすればよいのでしょう。
体温が1度上がると、基礎代謝量は13~15%上がるといいます。
体温を上げれば代謝が高まって痩せやすくなり、体温を下げれば代謝が落ちて太りやすくなる。基本はこれです。

体温を下げないようにするため、内臓を冷やさないようにします。飲みものは温かい物をチョイスし、寒くてもちゃんと身体を動かすように心がけます。

温かいお茶
▲飲みものはホットドリンクを

飲みものだけでなく食べものも重要です。
身体を温める冬場の料理といえば、何を置いてもやはり鍋料理でしょう。

身体をぽかぽかに温めてくれる鍋は冬場のダイエットに最適。
野菜たっぷりで栄養バランスの良いメニューであり、たくさん食べても意外と低カロリー。腹もちも良いですし、味付けや具材を変えれば飽きずに食べ続けることができます。
冬場は週に2~3回、鍋にしてみては?

88:どんな鍋がダイエット向き?

ひとくちに鍋といっても多くの種類があります。昨今では変わり種の鍋もあり、鍋なら何でもダイエット向きだというわけではありません。

ダイエット向きではない鍋といえば「すき焼き」。砂糖と醤油を多量に使用しますので高カロリー。さらに生玉子に絡めるのでますますカロリーアップになってしまいます。

また「ごまだれ」で食べる鍋もかなりのカロリーなので、避けた方が吉。
市販の鍋つゆではなく調味料で自作する場合、カレー鍋に「カレールウ」を使ったり、石狩鍋に「味噌」をたっぷり入れたりすると、カロリーは跳ね上がります。豆乳鍋も同じ。
市販の固形・ポーションタイプの鍋のもとを使えば簡便性に優れているだけでなく、意外にローカロリーですのでオススメです。

すき焼き
▲すき焼きは1人前900kcalほどあります

一般的にカロリーが低い鍋料理といえば、水炊き、寄せ鍋、湯豆腐。いわゆるあっさり系の鍋は調味料の使用量が少ないので、カロリーも自然と低くなります。

またキムチ鍋やトマト鍋、しゃぶしゃぶも思いのほかカロリーは高くありませんが、鍋に入れる具材には要注意です。脂質の多い具材は避けましょう。

オススメの固形・ポーションタイプの鍋のもと



89:ダイエットに向かない避けるべき具材

鍋でダイエットをするならば、コレは避けておきたいという具材がいろいろあります。
わかりやすいところでは脂身が多い肉。霜降りの牛肉はNGです。
豚肉と白菜を重ね蒸しにするミルフィーユ鍋やキムチ鍋で使う豚肉は、バラ肉ではなく、脂身が少ないもも肉をセレクトしましょう。

ヘルシーなイメージのある豆腐ですが、豆腐を揚げた厚揚げは油を吸っているだけにカロリーも当然高くなります。厚揚げのカロリー数値はなんと豆腐の3倍! おでんを食べる時は量を少なめに食べるか、避けた方がいいかも。

そして鍋の〆の雑炊やうどん。これも当然カロリーを引き上げます。〆は無しにするか、もしくはこんにゃくめんを使うようにしましょう。
紀文の糖質0g麺を使うのも手ですが、ダシで加熱するとすぐのびるので、麺だけを電子レンジでレンジアップして湯切りしてから、ダシをかけて食べると良いでしょう。

おでん
▲おでんは揚げ物が結構多いので具材チョイスに注意を

90:どんな具材がダイエット向き?

逆にどんどん取り入れたい具材は次のとおりです。

まずはなにはなくとも野菜です。鍋だと生で食べるのに較べてたくさん摂取することができるだけに、積極的に量を食べましょう。
鍋の定番、白菜は1/4カット全部食べても100kcalです。トマト鍋ならキャベツをたっぷり使いましょう。春菊ホウレンソウもオススメです。

そして必ずたくさん入れておきたいのがキノコ。えのき、しめじ、まいたけ、しいたけは、超低カロリーですから忘れずに。
ダイコン、ニンジン、ゴボウ、レンコンといった根菜も腹持ちが良いので多くなり過ぎないよう一定量入れます。
〆の雑炊や麺を食べない代わりに、ジャガイモを1個輪切りにして投入するのもひとつの手です。

春菊
▲春菊はビタミン・ミネラル豊富

そして大切なのがタンパク質。豆腐はもちろん、白身魚、鶏肉などをチョイスするとGOOD。

また生姜を入れたり薬味に使えば、身体がより温まって代謝アップになります。

血糖値とダイエット